$

$コマンドは、ページ上の単一の要素を取得するための短く便利な方法です。

情報

ブラウザオブジェクトに紐づく$とは異なり、 このコマンドはルート要素に基づいて要素をクエリします。

セレクタとして、プロパティelement-6066-11e4-a52e-4f735466cecfを含むオブジェクトを渡すこともできます。 このプロパティの値は要素への参照です。コマンドは参照を拡張されたWebdriverIO要素に変換します。

注意: $と$$コマンドを連鎖させることは、複数のセレクタ戦略を使用する場合にのみ意味があります。そうでない場合は、 テストを遅くする不要なリクエストを発生させることになります（例：$('body').$('div')は2つのリクエストを発生させますが、 $('body div')は同じことをたった1つのリクエストで行います）

DOMツリーを下に移動するために、個々のコマンドをawaitでラップすることなく、$や$$を連鎖させることができます。例：

const imageSrc = await $$('div')[1].nextElement().$$('img')[2].getAttribute('src')

WebdriverIOは、ネストレベルやシャドウルートモードに関係なく、$または$$コマンドを使用する際にシャドウルートをシームレスに走査します。例：

await browser.url('https://ionicframework.com/docs/usage/v8/datetime/basic/demo.html?ionic:mode=md')
await browser.$('button[aria-label="Sunday, August 4"]').click()
 await browser.$('.aux-input').getValue()

情報

特定の要素を選択する方法の詳細については、セレクタガイドをご確認ください。

使用法

$(selector).$(selector)

パラメータ

名前	型	詳細
selector	String, Function, Matcher	特定の要素を取得するためのセレクタ、JS関数、またはMatcherオブジェクト

例

example.html

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singleElements.js

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singleElements.js

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singleElements.js

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$.js

it('should use Androids DataMatcher or ViewMatcher selector', async () => {
    const menuItem = await $({
        "name": "hasEntry",
        "args": ["title", "ViewTitle"],
        "class": "androidx.test.espresso.matcher.ViewMatchers"
    });
    await menuItem.click();

    const menuItem = await $({
        "name": "hasEntry",
        "args": ["title", "ViewTitle"]
    });
    await menuItem.click();
});

戻り値

• <WebdriverIO.Element>